ご挨拶

菓子作り一筋、70余年。
江戸時代の陽明学者「中江藤樹」を生んだ滋賀県の安曇川(あどがわ)で
季節と歴史を織り込んだ、美味しいお菓子作りに日々励んでいます。
心和む手作り和菓子、新鮮素材のケーキの数々が
皆さまのおくつろぎのひと時に、お役に立てれば幸いです。

=昭和41年頃の写真・旧本店前にて=
前列 左より、弟、私
後列 左より 亡き母、父(先代) 祖父(創業者) 祖母










〈私の原点〉
夜明け前。
低く重く、ボイラー音が小さな工場に響き、
蒸し器が勢いよく蒸気を放ち出し、菓子屋の朝が始まる。
糯米を洗う音、餡を焚くにおい、店先でのお客さんとの会話。
幼少の記憶は、日常の暮らしそのものが菓子と一体に溶け込んでいます。
「立派な三代目になる姿を見たかった」
高3の夏に、突然病死した母の無念の想い・・・。
祖父母、両親の、菓子に打ち込む後ろ姿を見て育った私も
また、この道ひと筋に、よりおいしい、より良いお菓子を、
ひとつひとつ真心込めて地域の方々へ。
皆さまの生活の溶け込み、ともに歩み、ともに栄える‘とも栄’でありたいと、精進を重ねます。

〈感恩報謝〉
当店をご利用下さるお客様、ひとりひとりへの感謝。
菓子素材を提供してくださる、栽培者の方々への感謝。
いっしょに汗を流し、励んでくれる仲間への感謝。
日々の営みを陰で支えてくれる、納入業者さんへの感謝。
真の職人の世界へと、導いて下さった師への感謝。
多くの方々に有形無形で支えられ、今日菓子作りに専心させていただけることに、心より感謝申し上げます。
伝統の技の継承と新しきものへの挑戦。
たゆまぬ創意工夫で、皆様に菓子の美味しさ、楽しさをお届けし続けることで、ご恩に応えていきたいと思います。

〔西沢勝冶〕
1962年 生まれ
1981年 京都・「鼓月」にて和菓子修行(5年間)
1986年 (有)とも栄菓舗入社
1995年 3代目代表者就任
      和菓子一級技能士

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